2019年05月17日

7月の関西鍼灸中医研究会のお知らせ

関西鍼灸中医研究会 世話人の藤井です。
2019年7月の関西鍼灸中医研究会のお知らせです。関西では初の眼疾患の講義です。

※今週 5月19日 日曜の関西中医研は私が講師でやりますが、すでに定員に達しております。

◆眼疾患の弁証論治と鍼灸治療 

〜現代中医学の視点から眼疾患をどう捉え治療しているか
講師 金本貴行先生 
愛知県で眼科領域の疾患を専門に鍼灸治療を行っている「針灸専門・千秋針灸院」の提携治療院として、眼科領域の疾患をお持ちの患者さんを中心に鍼灸治療を行っています。
主に視覚障害の原因疾患として頻度の高い緑内障や、糖尿病網膜症、黄斑部疾患(加齢黄斑変性など)、網膜色素変性症などの鍼灸治療を通じて、患者さんの視機能をはじめとしたQoL(Quality of Life:生活の質)全般の改善・維持に努めています(秋英堂治療院のHPより)

金本貴行先生のプロフィール
2003年 明治鍼灸大学(明治国際医療大学)大学院修士課程修了。
2006年より三旗塾 金子朝彦先生に師事
2010年 神奈川県秋英堂治療院開院

《日時》7月20日土曜 18時〜21時 
《場所》大阪生涯学習センター第1研修室

参加費
一般会員3000円  学生会員2000円 
一般参加4000円  学生参加3000円

出席するには 事前申し込みが必要です。
下記QRコードかURLまたは関西中医研HPから事前申し込みをお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b9f7591b536599

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郵便番号564-0041
吹田市泉町2-47-27-102結鍼灸院内 
関西中医鍼灸研究会 藤井正道
電話06-6380-2236 
ホームページは http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/top.htm
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2019年04月19日

5月19日の関西鍼灸中医研究会

☆2019年5月19日の関西鍼灸中医研究会のお知らせ

◆各種温灸療法の体験と実践
◆高齢者の治療、認知症と抑うつ、不安症状の鑑別と改善
◆会議中にお腹が痛くなる 過敏性腸症候群(IBS)が治った  

講師 藤井正道世話人 

鍼灸専門誌 鍼灸osaka131と132に掲載した論文をもとにした講義と実技講習です。
午前と午後 2回に分けて行ないます。それぞれ10名定員です。午前午後の希望は
受け付けますが、どちらの時間に来ていただくかは、人数 男女比から主催者側
で決めさせていただきます。
5台のベットを使った実技講習もやります。棒灸や灸頭鍼、箱灸など各種温灸もし
っかり使えるように指導します。押し灸や極太温灸、電子温灸器も体験、実践し
てもらいます。希望があれば火針もやります。
しっかりした中医理論に基づく実践的実技講習です。「過敏性腸症候群(IBS)が
治った」はじつはパニック障害の治療にも通じます。
 
◆講師略歴
現代日本の気候文化風土に適合した中医学的鍼灸を街の治療家として実践中。温
灸法を多用。
著書 灸法実践マニュアル(BABジャパン)。専門誌「中医臨床」、「医道の日本」、
「鍼灸osaka」、「あはきワールド」に執筆多数。日本大学 酒谷薫教授との共同
研究「不安レベルへの鍼の効果と前頭前野皮質のNIRS活動計測」は「パブメド
(Pubmed)」に収録されている。

《日時》5月19日 日曜 午前の部 10時〜12時30分 定員10名
            午後の部 13時30分〜15時 定員10名
《場所》結(ゆい)鍼灸院 阪急吹田駅下車5分 
結鍼灸院の行きかたは以下のHPでご覧下さい。
ホームページは https://www.yuisuita.com/

◆参加費 一般会員3000円  学生会員2000円 一般参加4000円  学生参加3000円

全体定員 20名 以下のページか 関西中医研HPから事前申し込みをお願いし
ます。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/318c1ceb536516
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2019年04月04日

鍼灸臨床専門誌 「鍼灸osaka」132に掲載

鍼灸臨床専門誌 「鍼灸osaka」132の特集は難治性腸疾患へのケアです。
私の書いた「会議中にお腹が痛くなる」過敏性腸症候群(IBS)が治った が掲載されました。
是非 買ってお読み下さい。

私が時々書いている「中医臨床」は湯液(漢方薬)と鍼灸の専門誌です。中医臨床もきびしい経営環境でがんばっていると推察できますが、湯液があると医師と薬剤師も読みますし製薬会社からの広告も入ります。
今や鍼灸の専門誌は「鍼灸osaka」と「医道の日本」だけです。数年前に「鍼灸ジャーナル」が廃刊になっています。

技術には理論的裏づけが大切です。技術を理論化するためには文章を書けることが必要最低限ですが、そのためには本を読んで読解力つけることが前提になります。
鍼灸師のみなさん、本を読みましょう。
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2019年03月04日

和田絹代先生の遺品を譲渡 販売するためのページの紹介

関西中医鍼灸研究会 世話人の藤井正道です。
関西中医鍼灸研究会の仲間、会計の和田絹代先生(絹鍼灸院 きぬしんきゅういん院長)が2019年1月1日に45歳でくも膜下出血で亡くなられました。

◆絹鍼灸院の鍼や灸の大半は私の方で買取りました。ただまだ残っているものもあるので改めてみなさまに市価の半額を目安に販売します。私にメールで連絡をください。
電子メールは mogusa@cb3.so-net.ne.jp
2019年 3月16日の関西中医鍼灸研究会の場で手渡ししたいと希望しています。
結鍼灸院まで直接 取りに来てくださるのもOK。結が開いている時間か昼休みでしたら いつでもおいで下さい。
2000円程度 まとまれば配送もします。ただし送料はご負担ください。
配送の場合は関西中医鍼灸研究会の郵便口座に振込みをお願いします。ほかは現金決済になります。
夫の和田吉樹さんは絹鍼灸院の鍼や灸の代金をすべてモクサアフリカに寄付されました。ここで遺品の灸を購入することは実質的にはモクサアフリカに寄付することにつながります。趣旨をご理解の上 ご協力お願いします。

モクサアフリカのHP
https://www.moxafrica-japan.com/

以下の 遺品をお分けするためのHPの下の方にあります。


◆夫の和田吉樹 さんと相談の上 遺品をお分けするためのHPをつくりました。
どうぞご覧下さい。
写真は関西中医鍼灸研究会で実技披露する和田先生です。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/190101wada.html
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2019年02月18日

続編 耳の痛みやかゆみがとれた、正常域の「双極性障害」

身体の中にも春がやってきました。木の芽時です。気が立ったり、いろんな痛みが出たりします。詳しくは以下をお読みください。15年前に書いたものですが、春の不調の特徴はそうかわるものでもありません。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_season/entry_1049/

☆続編 耳の痛みやかゆみがとれた、正常域の「双極性障害」

昨日 紹介した患者さん、30代の男性の研究者の話の続編です。
伝統的中医学では「陰と陽」のバランスがとれているのが健康と考えます。
でも資本主義の世の中では活動的な人の方が有利です。
研究者や大学教授やアーティストには 陽が少し多いタイプの方がよくいらっしゃいます。身体の火が一般人より多く燃えているのですから、元気です。活動的です。集中力があります。集中力があるので勉強の効率も上がり、偏差値も高くなります。朝 パソコンの前で論文を書き始めて、はっと気が付いたら午後3時だったといったたぐいの話をよく聞きます。火が燃えて気がめぐるので肩こりになりにくい人も多いようです。
20代は体力もあるので、集中力も持続します。少ない睡眠時間でも大丈夫です。でも30代40代となると不調が目立ってきます。
身体の「陰と陽」の陰が相対的に不足しているので、身体や脳を落ち着かせることがうまくいきません。不眠や頭痛に悩まされます。不安感が襲ってきたりします。いずれも過剰な火、熱がわるさをしています。
※いわゆる体温が上がる発熱と中医学で言う熱はちょっと違います。

気というのは身体を動かすエネルギーのようなものですが、走りすぎる人生では、もともと丈夫な人でも気が消耗してきます。もともと陰は少ないので気陰両虚(きいんりょうきょ)という状態になりやすくなります。といっても普通に人並みに仕事はこなせる軽い気陰両虚なのですが、人並み以上に仕事をしている人なので、ほどほどに仕事をしていくことができません。過剰な火があると、疲労も感じにくくなります。興奮が疲れを忘れさせるのです。

結果どうなるか。絶好調でしばらく仕事を続けた後、激しい疲労感、気分の落ち込みに苦しみます。しばらく落ち込んで回復すると再び、フルスピードで仕事を始めます。調子のいい時と悪い時が、波のようにやってきます。社会生活にちょっと支障があるけれど、休職するほどではない状態、家族と本人以外はわからない程度の不調の状態を、私は正常域の「双極性障害」と呼んでいます。「双極性障害」とは過去には 躁うつ病と呼ばれた病態です。
鍼灸は正常域の「双極性障害」によく効きます。気分の落ち込んだ時は、気を補う治療をして落ち込みを回復させ、興奮しすぎの時は、陰を補いアクセルを踏みすぎないように調整します。また頭痛や不眠を治し、疲れをためすぎないようにします。
ご自分にあった鍼灸院をみつけて、不調を治してください。ただいつまでも20代はじめのようにいかないことは理解してくださるようお願いします。


写真は本文とは関係ありません。阪急関大前駅と千里山駅の間にあるクッキーのお店 笑果さんのクッキーです。昨日 紹介したおはぎの店「くりこ」さんもこの近くです。この辺は1人でやっている小さなお店が多いところです。

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2019年02月17日

耳の痛みやかゆみがとれた、脂漏性皮膚炎も改善

花粉症の季節です。結では花粉症を本当に治す治療、再発しない治療をやっています。詳しくは以下をご覧ください。花粉症 症状をおさえるだけでなく 本当に治しませんか。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

今回は花粉症もあったけど、主には耳の痛みやかゆみがつらかったお話です。

☆耳の痛みやかゆみがとれた、脂漏性皮膚炎も改善

患者さんは男性の30代の研究者です。数年前の2月に来院されました。
右耳が痛くて、耳の痛みで夜も眠れないという訴えでした。耳鼻科の診断は 外耳道つまり鼓膜の外側の湿疹、外耳炎でした。花粉症もお持ちで、もう少ししたら目がかゆくなったりするかもしれないとのこと。わきの下や太ももの内側にも脂漏性皮膚炎があります。肩こり等はありません。

3回ほど治療すると 痛み かゆみはおさまり、夜もよく眠れるようになりました。目のかゆみが出てきたので、それを治しながら週1回程度 1か月 治療していくと3月末に、諸症状もよくなりました。脂漏性皮膚炎もきれいになっていました。

翌年の7月 今度は左耳が痛いということで来院されました。右耳のかゆみもあります。4回の治療でよくなったところでアンケートをいただきました。
アンケートには「ほとんど完全に治り苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1である。」との回答でした。

◆患者さんのコメント

今の苦痛は0と書いてもよいくらいだが、たまにわずかなかゆみを感じることがあり、再発もないとはいいきれないので1としました。左耳の痛みは夜も眠れないほどでしたが これは2回の治療でうそのように消失 。残り2回で両耳のかゆみもおさまり大変助かりました。耳鼻科における外耳炎の治療はステロイドの点耳薬ですぐにぶり返すので鍼灸のほうが効果的と感じます。このたびはありがとうございます(結局 再発はありませんでした、藤井)
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◆考察

伝統的中医学では「陰と陽」のバランスがとれているのが健康と考えます。研究者や大学教授やアーティストには 陽が少し多いタイプの方がよくいらっしゃいます。身体の火が一般人より多く燃えているのですから、元気です。集中力があります。集中力があるので勉強の効率も上がり、偏差値も高くなります。朝 パソコンの前で論文を書き始めて、はっと気が付いたら午後3時だったといったたぐいの話をよく聞きます。火が燃えて気がめぐるので肩こりになりにくい人も多いようです。
ただ身体の「陰と陽」の陰が相対的に不足しているので、身体や脳を落ち着かせることがうまくいきません。不眠や頭痛に悩まされます。かゆい皮膚炎もよくおこります。いずれも過剰な火、熱がわるさをしています。
※いわゆる体温が上がる発熱と中医学で言う熱はちょっと違います。
今回の研究者の方も不眠でした。本人は「痛みで眠れない」と訴えられますが、私は過剰な熱が原因で耳の痛みもかゆみも不眠も、脂漏性皮膚炎もおこっていると考え、過剰な熱をさます治療をして身体全体を治していきました。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

下の写真は本文とは関係ありません。千里山の路上からとった建物の写真です。手前の白亜のビルと奥の建物は別の建物です。「あんことおはぎの店 くりこ」におはぎを買いに行った時に撮りました。「くりこ」は木金土曜のみ開けている店です。
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