2020年11月22日

感染拡大を防ぐために医療施設、介護施設での定期的PCR検査を

3連休の真ん中、みなさまいかがお過ごしですか。院長の藤井正道です。
じつは私は本日と明日、オンラインの学会です。日本中医学会です。私も評議員を務めています。
日本中医学会 https://jtcma.org/annual-meeting/
第10回記念として 歴代会頭講演ダイジェスト動画が公開されていますので、興味ある方はご覧ください。冒頭は第10回の会頭でもある酒谷薫東京大学大学院特任教授です。2014年にストレス脳の研究「不安レベルへの鍼の効果と前頭前野皮質のNIRS活動計測」で共同研究させていただいた先生です。
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今週は月の最後の木曜を定休日としているため、火曜、金曜、土曜のみ開けています。予約がとりにくくなりご不便をおかけしています。新規の患者さんには12月1日以降のご予約をお願いしています。

☆感染拡大を防ぐために医療施設、介護施設での定期的PCR検査を

11月17日(火)田村厚生労働大臣が「感染が拡大している地域での医療、介護従事者、入院入所者への一斉に定期的な検査を」と発言しました。東京都世田谷区の保坂区長が最初に提言し、各自治体に少しずつ広がっている動きです。神戸市も始めようとしています。残念ながら大阪府には何の動きもありません。野党がしつこく政府に言ってきた、積極的な検査です。
定期的PCR検査に必要なのは予算、お金です。言いっ放しではではなく、ぜひ予算をつけていただきたいものです。
前号の結(ゆい)通信でお伝えしたように、11月14日から結(ゆい)は自主的に施術者の定期的なPCR検査(自費)を始めています。

※田村厚生労働大臣の発言 厚労省のHPから
感染が広がっている地域、それとクラスターが発生している地域、こういうところでは医療機関でありますとか、介護施設、こういうところに勤務する方、それから入院、入所者全員を対象に、いわば一斉に定期的な検査を行っていただきたいということ(中略)積極的に検査をしていただきたいということを改めて都道府県にお願いするということで通知いたしました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00087.html
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写真は結(ゆい)鍼灸院玄関の掲示です。マスク着用をお願いしています。マウスシールドはマスクとは認めません。

私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。接触確認アプリcocoaのスマホをいつも身につけ、散髪も自宅で行っています。
結(ゆい)はベット1台ごとに専用の換気扇を備え、いつも換気しながら治療を続けています。強力な暖房で室温は25〜28度を保っています。多用している温灸の煙は抗ウイルス作用があります。武漢の感染者用施設はお灸の煙で燻蒸されていました。

2020年11月18日

施術者の定期的なPCR検査(自費)を始めました

結(ゆい)鍼灸院院長の藤井正道です。施術者の定期的なPCR検査(自費)を始めました。
私は11月14日土曜に検体(唾液)を郵送し、16日月曜に北大阪ほうせんか病院臨床検査科で検査、同日18時45分に陰性判定をメールでいただきました。
当面2週間に1回程度のPCR検査を続け、新型コロナ感染症にかかっていないことを確認する予定です。
PCR検査(自費)をお願いしたのは新予防 HAP 桜塚というところです。北摂で老人ホームなどを手広く展開している豊泉家(ほうせんか)グループに属し、同グループの北大阪ほうせんか病院に検査を委託しています。
https://hap-pc.com/pcr/
豊泉家グループの老人ホームには亡き義母がお世話になったことがあり、丁寧な介護に感謝していました。何よりHPに「検査結果が陽性の場合、保健所へ報告いたします。」と明記してあるのに信頼感を抱きました。ほかの民間のPCR検査機関では陽性の場合の対応を明記していないところもあったからです。
検査キットです。
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施術者は人との接触を避けることができません。感染拡大防止のためには医療従事者、施術者、介護施設や障害者施設の職員への検査が有効です。
神戸市は10月23日、介護施設や障害者施設の職員を対象に新型コロナウイルス感染のPCR検査を実施すると発表しました。東京では世田谷区に続き千代田区も施設職員に独自に検査を始めています。東京都も、都内の高齢者施設約750カ所で、入所者や職員らへの検査を始めました。また東京都は10月30日、新型コロナウイルスの検査体制を拡充し、PCR検査と抗原検査を合わせ1日約6万5千件まで実施できるようにする方針を明らかにしています。
残念ながら大阪府が有効な対策を行なっているようにはみえません。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数、大阪は北海道に続き全国第2位です。
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結(ゆい)に通院している患者さん、スタッフ、私と家族を守るために自主的にPCR検査(自費)を始めます。
私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。接触確認アプリcocoaのスマホをいつも身につけ、散髪も自宅で行っています。
結(ゆい)はベット1台ごとに専用の換気扇を備え、いつも換気しながら治療を続けています。強力な暖房で室温は25〜28度を保っています。多用している温灸の煙は抗ウイルス作用があります。武漢の感染者用施設はお灸の煙で燻蒸されていました。

2020年11月04日

扁桃炎の繰り返し、のどの違和感がなくなりました

新型コロナ感染症、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数(11/03)が沖縄12.1人、大阪9.9人と大阪は東京を抜き、全国2位になりました。
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結(ゆい)はベット1台ごとに専用の換気扇を備え、いつも換気しながら治療を続けています。強力な暖房で室温は25〜28度を保っています。多用している温灸の煙は抗ウイルス作用があります。武漢の感染者用施設はお灸の煙で燻蒸されていました。
今回はいつも喉に違和感があり 扁桃炎を繰り返していた20代の女性のお話です。

☆扁桃炎の繰り返し、のどの違和感がなくなりました

最初に問い合わせのメールをいただきました。
3.4年くらい前から扁桃炎を年に何回か繰り返してる状態なのですが、この場合治療は可能でしょうか?
耳鼻咽喉科に行ったところ、溶連菌ではなくストレス性のものと診断を受け扁桃腺を取った方がいいのではと言われたのでご連絡させていただきました。以上 患者さんのメール

「治療は可能です。原因不明の炎症の方の治療はよくやっています。」と返信しました。

細かな手仕事をされている女性で、首や肩もこり、目もかすみます。扁桃炎が起きていない時も、いつものどに違和感があります。今回も3日前から違和感を通り越して痛み始めたといいます。
一度、治療するとのどの痛みはなくなりましたが、のどのイガイガした感じが残り、朝は鼻がつまります。鼻炎、花粉症のような症状もいつもあるということでした。
都合3回で諸症状はなくなりました。今度は1週間に一度の治療を3回続け、通院 約一か月でアンケートをいただきました。手足の冷えをすごく感じる女性でしたが、これも改善しています。

◆コメント(アンケート回答)

「非常によい結果があった。ほとんど完全に治り苦痛はない」「治療前の苦痛を10とすれば0である」というアンケート回答をいただきました。コメントは以下の通りです。

のどにいつも違和感があり、扁桃炎を繰り返していましたが、一度ですごく楽になりました。手足の冷えも少しずつ改善されてきました。コメント以上
自筆のアンケートは以下からどうぞ
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◆考察

のどの違和感、つまったような感じはよくみられる症状です。いつものどがイガイガすると表現される患者さんもいらっしゃいます。今回は これに実際ののどの炎症の繰り返しが加わりました。中医学では、気の滞りからつまりや違和感が生じ、滞りから熱を生じると炎症になると考えます。
今回の女性は手足がとても冷える方でした。手足の冷えは滞りからです。交感神経優位からもきています。緊張しなくてもいいのに緊張してしまう状態も治します。手足の滞りを流すことと、のどの違和感を治すこと、首肩のコリ=首肩の気の滞りを治すこと、交感神経優位を改善すること、すべてセット、一連のものと考え治療していきます。

☆日本中医学会 オンライン開催のお知らせ 専門家、鍼灸学校学生向けです。
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私が評議員をしている日本中医学会学術総会がオンラインで11月22日〜23日に開催されます。これまでは東京での開催で関西からの参加は制約がありましたが、オンラインだとなくなります。どうぞご参加ください。今回の会頭は日本中医学会理事長、東京大学大学院特任教授 酒谷薫先生です。2014年にストレス脳の研究「不安レベルへの鍼の効果と前頭前野皮質のNIRS活動計測」で共同研究させていただいた先生です。

☆学術総会の特設ページを公開&参加申込の受付開始
https://jtcma.org/annual-meeting/

第10回学術総会の特設ページを公開しました。新しい情報は特設ページで随時紹介していきます。参加申込みも受け付け開始しましたので、皆さまのお申込みをお待ちしておりま
す。

2020年11月03日

日本中医学会 オンライン開催のお知らせ

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。今回は専門家、鍼灸学校学生向けです。

私が評議員をしている日本中医学会学術総会がオンラインで11月22日〜23日に開催されます。これまでは東京での開催で関西からの参加は制約がありましたが、オンラインだとなくなります。どうぞご参加ください。今回の会頭は日本中医学会理事長、東京大学大学院特任教授 酒谷薫先生です。2014年にストレス脳の研究「不安レベルへの鍼の効果と前頭前野皮質のNIRS活動計測」で共同研究させていただいた先生です。

☆学術総会の特設ページを公開&参加申込の受付開始
https://jtcma.org/annual-meeting/

第10回学術総会の特設ページを公開しました。新しい情報は特設ページで随時紹介していきます。参加申込みも受け付け開始しましたので、皆さまのお申込みをお待ちしておりま
す。
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◆活動再開予定のお知らせ

関西中医鍼灸研究会 世話人の藤井です。
関西中医鍼灸研究会は2020年度は活動を休止し、2021年度から再開する予定です。
2020年度にお支払いいただいた会費は そのまま2021年度分としてカウントしま
す。当面はオンライン開催とする予定です。

◆関西中医鍼灸研究会のHPが http://kansaihari.com
に変わりました。
posted by ゆい at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月31日

がんばれ神戸市!うらやましいけど 介護施設等の職員に公費でPCR検査

全国で新型コロナ感染症の患者さんがじりじりと増えています。10月30日時点で東京都204人(31日215人)大阪府137人の新規感染者が出ています。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は
1位 沖縄 14.5人
2位 東京 8.5人
3位 大阪 8.3人
累計感染者も新規感染者も同じ順位です。
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☆がんばれ神戸市!うらやましいけど 介護施設等の職員に公費でPCR検査

神戸市は10月23日、介護施設や障害者施設の職員を対象に新型コロナウイルス感染のPCR検査を実施すると発表しました。11月下旬から4カ月に1回程度の頻度で定期的に検査し、費用の全額が公費負担です。介護施設や障害者施設の職員へPCR検査は東京都世田谷区に続く快挙であり、政令指定都市では初めてです。驚くほどマスコミの扱いは小さいですが、画期的な出来事です。

☆東京都も検査を拡大

東京では世田谷区に続き千代田区も施設職員に独自に検査を始めています。東京都も、都内の高齢者施設約750カ所で、入所者や職員らへの検査を始めました。また東京都は10月30日、新型コロナウイルスの検査体制を拡充し、PCR検査と抗原検査を合わせ1日約6万5千件まで実施できるようにする方針を明らかにしています。また東京都は、インフルエンザで発熱患者が増えた場合に備え、発熱の症状がある人や国の接触確認アプリ「COCOA(ココア)」で通知を受けた人に対応するコールセンターを30日に設置しています。
一方 大阪府は7月にPCR検査体制を1日3500件にする目標をすると発表していますが、10月現在2000〜2500件の間をいったりきたりしています。

大阪市廃止=都構想の住民投票に夢中になっている大阪府と大阪市からは、新たなコロナ対策の発表はありません。大阪市廃止が決まってしまうと、今度はその準備に府と市の職員が動員されるのでしょう。優先順位が違うのではないでしょうか。

検査の拡充と早期発見、早期保護(隔離)、早期治療が感染抑制の王道です。私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。ですが個人のできることは限られています。大阪府はもっとコロナ対策に本腰を入れていただきたいものです。

◆感染予防のために結(ゆい)は予約数を絞っています。ゆったり治療を受けていただけますが、予約はとりづらくなっています。申し訳ありません。休日もネット予約、電話予約は受け付けています。
マスクをつけたままで治療を受けていただきます。マウスフィールドはマスクではありません。よろしくお願いします。

2020年10月29日

和歌山県は偉い、新型コロナの感染を抑え続けている

衣替えは終わられましたか、衣替えや布団のシーツの交換などは窓を開け、マスクをして行ってください。ほこりで喉をやられる場合があるからです。今 風邪のような症状が出ると、何かと面倒です。ほこりで喉をやられても、風邪でやられても、新型コロナでやられても症状は似ています。お気をつけください。
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新型コロナ感染症がじりじりと増え続けてきました。都道府県別にみると大阪府は3位です。
人口10万人あたりの累計感染者数(10月27日時点)
1位 沖縄 221.2人
2位 東京 217.5人
3位 大阪 138.8人
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関西圏で感染者が一番 少ないのは和歌山県。和歌山県は全国23位で関西圏では一番 少なく29.4人です。
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なぜ和歌山県の感染抑制が関西圏のマスコミで称賛されないのか不思議に思っていたら、10月26日付の朝日新聞デジタルにやっと記事が出ました。「コロナ禍、知事はこう動いた リーダーに必要な5条件」というもので元鳥取県知事の片山善博・早稲田大大学院教授へのインタビュー記事です。
ここで片山教授は和歌山県知事を称賛していました。
「感染症対策は第一義的には知事の仕事です。「国が、国が」とおっしゃる知事さんもいましたが、行政トップの知事ができることは、法律的にも、実務的にもたくさんあった。そもそも、一時、問題になった「37.5度以上の発熱が4日以上続く」という国のPCR検査の「目安」についても、国がいう通り、あれは拘束力のない「事務連絡」なんです。知事が本気になれば、積極的な検査はできた。実際に、和歌山県の仁坂吉伸知事は2月、県内の病院で国内初の院内感染からクラスター(感染者集団)が発生した時、PCR検査を積極的に実施して封じ込めをしっかりしました。」以上 記事

私も和歌山県が国の基準以上に積極的にPCR検査をして感染を抑え込んだことは知っていましたが、次のくだりは初めて知りました。

「コロナ対応では、最前線の保健所が都道府県や特別区、政令指定市に管轄が分かれ、ほとんどのトップは保健所任せだった。保健所は、人員も、物資も、自分たちだけで何とかしようと必死です。第2次大戦中、日本軍が(太平洋の)ガダルカナル島で全滅したのと一緒。作戦には兵站(へいたん)が必要で、全体を見て案配できるのが司令官なんです。今回、和歌山県知事はクラスターの封じ込めには保健所だけでは限界があるとして、感染者の追跡調査や電話相談にほかの県職員も動員した。」以上 記事

和歌山県知事は、県職員を保健所に派遣して応援していたのです。一方 大阪府と大阪市は職員を大阪市廃止=都構想の住民投票関連に多数はりつけています。人口10万人あたりの累計感染者数が29.4人と138.8人との違いはこの辺にありそうです。

図は日経新聞と「札幌医大 フロンティア研 ゲノム医科学」からのものです。

posted by ゆい at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記