https://award-con.com/jtcma13/
日本中医薬学会は医師、鍼灸師、薬剤師等が集う学会で、私は理事をしています。学会出席のために14日土曜は結(ゆい)鍼灸院はお休みです。
私が楽しみにしているのは新宿でヒラハタクリニックをされている平畑光一先生の講演です。
◆「新型コロナ後遺症・ワクチン長期副反応に対する漢方薬の使用経験」
演者:平畑光一(ヒラハタクリニック)
中医学は漢方薬も鍼灸のツボも同じ考え方で処方されます。そのため使われている漢方薬を知れば、だいたいどんなツボを使えばいいかが推測できます。あくまで推測レベルですが、漢方薬で病気を治療した情報の方が世界には多いため、鍼灸治療の参考になります。耳管開放症も最初は 使われていた漢方薬を参考にツボを考え、治療を続ける中で独自にブラッシュアップしていきました。
平畑先生がどんなふうに治療されているかを知り、私の新型コロナ後遺症の鍼灸治療をさらにブラッシュアップしたいのです。平畑先生はオンライン診療をされているため、私が今 治療中の新型コロナ後遺症の患者さんのうちの2人がヒラハタクリニックにかかっています。ワクチン長期副反応の患者さんも私は治療しているので参考にしたいのです。
◆第13回学術総会会頭 王 暁明先生のあいさつより一部 抜粋
第13回学術総会を2023年10月14日(土)、15日(日)に、東京のタワーホール船堀で現地及びLIVE配信によるハイブリット開催を予定しております。
日本中医薬学会は、今回の総会のテーマを『日本の中医学と世界の中医学』として、中国をはじめ台湾、香港、米国、豪州及びドイツなどの中医学団体や専門家を迎え、基礎から臨床、中薬や方剤と鍼灸などの学術交流を深めることに寄与し、特に「日本中医学の特色」、「世界の中医学に対して日本からできること」に焦点を当てて、世界の中医学を受け入れながら、本学会の会員を中心に、医師、薬剤師、鍼灸師等の皆様の研究成果や臨床叡智を積極的に発信したいと考えております。以上
